シラバス「超精密計測学ラボワーク」
科目基礎情報 | |||
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授業科目名 | 超精密計測学ラボワーク | 英文授業科目名 | High precision metrology laboratory work |
開講年度 | 2015年度〜 | 開講年次 | 全学年 |
開講学期 | 前学期又は後学期 | 開講コース・課程 | 博士前期課程1年次〜後期課程1年次 |
授業の方法 | 実験 | 単位数 | 4 |
科目区分 | 大学院専門教育科目 - 専門展開科目 | 開講学科・専攻 | 先進理工学専攻 |
担当教員名 | 米田 仁紀、桂川 眞幸、古川 裕介、井戸 哲也、早坂 和弘 | ||
居室 | 総合研究棟(東3)626 | 公開E-Mail:contact© oi.es.uec.uec.ac.jp (© は@に変えてご使用ください。) |
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授業関連Webページ |
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講義情報 | |||
主題および 達成目標 | (a) 主題: 本科目は修士・博士一貫制教育プログラムからなる「先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)」において実施される。超精密計測学ラボワークは先端的異分野融合をその特徴とする課題解決型の実践教育科目であり、専門的かつ複合的な課題の解決を通して、受講者にオープンイノベーティブな力を修得させることを主眼としている。この科目は情報通信研究機構(NICT)電磁波計測研究所時空標準研究室内において実施される。受講学生は、精密計測学と光科学に関する先端的融合研究を推進する研究室において高度に複合的な課題の解決をテーマにチーム研究を実践する。課題についてはOIコース内に設置される連携コーディネーター部が年次やこれまで経験した課題等を考慮して決定する。 |
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(b) 達成目標:
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前もって履修しておくべき科目 | なし | ||
前もって履修しておくことが望ましい科目 | なし | ||
教科書等 | 個別に研究計画を立てる時点で指定する | ||
授業内容とその進め方 | (a) 授業内容 履修年次に対応した課題設定をおこなう。1年次においては、電子回路・光学部品・真空技術・実験用ソフトウェア開発等の研究に直結した基本的な実験技術を習得する。2年次においては、研究者、技術補助者、外国人等ダイバーシティのあるチームの中でいかにチームとして効率的に課題解決を進めるか、その実践トレーニングを行う。3年次では、与えられたテーマの主担当となって、1,2年次の経験や、研究を行う機関の資源を活かして、限られた期間で結果を導くトレーニングを行う。4ヶ月のコース終了後には成果をレポートにまとめて提出する。 |
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(b) 授業の進め方 はじめに担当教員と、4か月の研究計画を立て、連携コーディネーター部や担当教員の指導を受けながら研究に従事する。研究成果をレポートにまとめると同時に、取り組み内容の詳細を記した実験ノートを提出することが求められる。また、月に1回以上担当教員とディスカッションを行う。 |
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授業時間外の学習(予習・復習等) | ディスカッションの準備として前回のディスカッション以降の取組内容について小レポートを作成すること。 | ||
成績評価方法および評価基準(最低達成基準を含む) | 以下の基準,方法によりA,B,C,Dの4段階評価を行う. (a) 評価方法:研究内容について次のように総合評価する。
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(b) 評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。
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オフィスアワー:授業相談 | 連携コーディネーター部のある総合研究棟6階626において随時相談を受け付ける。それ以外の教員への相談も適宜応じるが,メールや電話で事前にアポイントを取ることが望ましい。 | ||
学生へのメッセージ | 近年目覚ましい発達を遂げている光科学技術はその応用分野がますます拡がりつつあり、光だけにとどまらない広範な科学的基礎知識が要求されています。また、光科学分野においても複数の参加者による研究が見られるようになり、各個人がチームの一員として機能を果たすことも要求されつつあります。本科目ではこれらについて研究現場で実践的に学び、将来どのような分野でも活躍出来る、足腰の強い研究・開発者となるための基礎を形成します。 | ||
その他 | 本科目の開講に当たり、大勢の申し込みがあった場合「先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)」の学生を優先します。 | ||
キーワード | 精密光計測, 光格子時計, 単一イオン時計, ダイバーシティ |
詳しくは、教務情報のシラバスを参考にしてください。