シラバス「飛翔体工学ラボワーク」
科目基礎情報 | |||
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授業科目名 | 飛翔体工学ラボワーク(航空宇宙工学ラボワーク) | 英文授業科目名 | Aerospace engineering laboratory work |
開講年度 | 2015年度〜 | 開講年次 | 全学年 |
開講学期 | 前学期又は後学期 | 開講コース・課程 | 博士前期課程1年次〜後期課程1年次 |
授業の方法 | 実験 | 単位数 | 4 |
科目区分 | 大学院専門教育科目 - 専門展開科目 | 開講学科・専攻 | 先進理工学専攻 |
担当教員名 | 米田 仁紀、桂川 眞幸、古川 裕介、立花 繁、加藤 裕之 | ||
居室 | 総合研究棟(東3)626 | 公開E-Mail:contact© oi.es.uec.uec.ac.jp (© は@に変えてご使用ください。) |
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授業関連Webページ |
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講義情報 | |||
主題および 達成目標 | (a) 主題: 本科目は、修士・博士5年一貫プログラムで構成される「先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)」において実施される科目である。OIコースは先端的異分野融合をその特徴とする課題解決型の実践教育科目であり、専門的かつ複合的な課題の解決を通して、受講者にオープンイノベーティブな力を修得させることを主眼としている。この科目は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の調布航空宇宙センターにおいて行われる。受講学生は、OIコース内に設置される連携コーディネーター部が決定する、当該機関の光学計測に関する先端的融合研究を推進する研究室において高度に複合的な課題の解決をテーマに研究を実践する。 |
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(b) 達成目標: 光学計測を活用している航空宇宙工学分野の研究開発の現場に参加し、レーザー計測技術等を学び、光科学の観点から技術的な課題を抽出し、その解決方法や改善策を提案するスキルを身に着けること。 |
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前もって履修しておくべき科目 | なし | ||
前もって履修しておくことが望ましい科目 | クラス4レーザーの利用経験があること、また、レーザー安全教育の受講経験があることが望ましい。 | ||
教科書等 | 個別に研究計画を立てる時点で指定する | ||
授業内容とその進め方 | 本科目は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の調布航空宇宙センターにおいて実施され、主に、推進システム研究グループの立花博士、風洞技術開発センターの加藤博士による指導のもとに進められる。 | ||
(a) 授業内容 本授業は、航空宇宙工学の研究開発現場において光学計測に関する研究を遂行する授業である。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の調布航空宇宙センターにおいて、4か月間、週に平均2回以上の割合で研究に従事する。風洞試験やエンジン燃焼試験等の研究開発現場において、レーザー計測装置の構築や実際の計測試験への参加等を通じて、レーザー計測技術等を習得し、光科学の観点から技術課題や改善可能な点を抽出し、課題解決の提案を研究成果レポートとしてまとめて提出する。 |
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(b) 授業の進め方 はじめに担当教員やJAXA受入担当研究員と4か月の研究計画を立て、連携コーディネーター部や担当教員、JAXA受入担当研究員の指導を受けながら研究に従事する。研究成果をレポートにまとめると同時に、取り組み内容の詳細を記した実験ノートを提出することが求められる。また、月に1回以上担当教員とディスカッションを行う。 ※研究期間が決まり次第、速やかにJAXA技術研修生の手続きを行う。詳細はJAXA受入担当研究員に問い合わせること。 ※クラス4レーザーの利用経験があること、また、レーザー安全教育の受講経験があることが望ましい。 |
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授業時間外の学習(予習・復習等) | ディスカッションの準備として取組内容について小レポートを作成すること。 | ||
成績評価方法および評価基準(最低達成基準を含む) | 以下の基準,方法によりA,B,C,Dの4段階評価を行う. (a) 評価方法:研究内容について次のように総合評価する。
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(b) 評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。
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オフィスアワー:授業相談 | 連携コーディネーター部のある総合研究棟6階626において随時相談を受け付ける。それ以外の教員への相談も適宜応じるが,メールや電話で事前にアポイントを取ることが望ましい。 | ||
学生へのメッセージ | レーザーを利用した流れ場、燃料噴霧場、燃焼場の精密な計測は、複雑な物理現象を定量的にとらえることが可能なため、航空機の開発に不可欠な技術となってきています。本科目を通じて、光科学に関する要素技術を身につけると同時に、それらを応用する力を身につけてもらいたいと思います。 | ||
その他 | 本科目の開講に当たり、大勢の申し込みがあった場合「先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)」の学生を優先します。 | ||
キーワード | 航空宇宙工学,レーザー計測,光科学,流体力学、画像処理 |
詳しくは、教務情報のシラバスを参考にしてください。