基盤理工学オープンイノベーションプログラム (先進理工学オープンイノベーションコース)

先進理工学専攻は、電子工学、光エレクトロニクス、応用物理工学、生体機能システムの4コースに加えて、平成27年度より、先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)を設置しました。このコースは博士前期(修士)・博士後期(博士)課程5年一貫の特別教育カリキュラムで光科学分野を中心とした先端研究を実験科目として学びます。

コースの目的

OIプログラムでは、大学間、産学、官学の多彩な連携により構成される先端的異分野融合教育・研究プログラムを通して、新時代を牽引する未来のリーダーたりうる高度専門技術者・研究者を養成することを目的としています。

カリキュラム

コース学生は、博士前期課程1年次、2年次、および博士後期課程1年次の各学期に開講されるラボワーク型の科目を3科目以上受講します。ラボワーク科目は、情報通信研究機構(NICT)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立極地研究所(NIPR)、東京農工大学、東京外語大学等の各研究機関において開講され、コース学生は、先進的な各機関の研究環境の中で自らテーマを設定し、実践形式で先端分野の技術と学術体系を学んでいきます。また、コース学生は、博士前期・後期課程を通じて毎学期に開催される合宿形式のスクールにおいて、各段階における研究成果発表を行います。スクールには、コース担当教員のほか、各機関の教員および研究者、さらに産業界の技術者・経営者も参加します。スクールでは、研究発表、全体討論のほか、第一線で活躍する様々な分野の研究者・技術者のレクチャーを受講します。博士前期・後期の課程修了にともない、それぞれ修士、博士の称号が授与されます。

詳しいカリキュラムはこちら.

選抜方法

本コースの定員は3名程度です。入学者の選抜は基盤理工学専攻が実施する選抜と合わせて行います。通常の面接に加えて、本コース志望者対象の面接を別途、実施します。

選抜方法のご案内はこちら.

注意

  • コース定員の関係上、基盤理工学専攻に合格した場合であっても、本コースの志望を認められないことがあります。
  • 本コース志願の可否については、基盤理工学専攻の合格発表の際、合わせて通知します。
  • 本コースは博士前期課程(修士課程)・博士後期課程(博士課程)5年一貫プログラムであり、修了要件が通常のコースと異なりますので、十分確認の上、出願してください。