電気通信大学 基盤理工学オープンイノベーションプログラム

基盤理工学専攻 修士・博士5年一貫カリキュラム

2024年4月18日更新

告知・お知らせ



学位(博士)申請論文公聴会の開催案内(2024年4月19日10時00分開始)

基盤理工学オープンイノベーションプログラム履修生の博士論文公聴会が東6号館803会議室にて開催されます。
2024年4月19日(金)10時ー11時20分
東6号館8回803会議室

オープンラボワークとOIプログラムの履修生を募集しています。

2024年度のOIプログラム履修希望学生とオープンラボワーク科目単体の履修希望者を募集しています。
履修希望は連絡メールで受け付けます。UECのメールアドレスを使って送信してください。質問などもメールでお寄せください。

オープンラボワークとOIプログラムの履修ガイダンス開催案内(2024年4月8日10時)

2024年度のOIプログラム履修希望学生と、オープンラボワーク科目単体の履修希望者向けの説明会を開催します。
日時:2023年4月8日(月)10時
場所:東6号館8階803会議室
OIプログラムの概要と志望方法、そしてオープンラボワーク科目(学外研究インターンシップ)の履修方法について説明します。

Ⅲ類3年次進学ガイダンスでOIプログラムの紹介をしました。(2024年4月5日午前)


基盤理工学専攻新年度ガイダンスでOIプログラムの紹介をしました。(2024年4月4日午後)


令和5年度博士前期課程論文発表会(OIプログラム)の開催案内(2024年2月14日13時40分)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの令和5年度(2023年度)の博士前期課程論文発表会を行います。
開催日時:2024年2月14日(木)13時40分-14時10分
開催場所:東6号館803会議室
プログラム詳細は基盤理工学専攻HP令和5年度 Ⅲ類・基盤理工学専攻 論文発表会日程(学内限定)をご覧ください。

OIプログラム・次世代プログラムリカレント教育ツール開発支援業務の実施スケジュール

OIプログラムは、UEC次世代プログラムと連携して次世代プログラムのリカレント教育ツール開発にかかわる開発作業を行っています。場所は、東3号館626実習室です。
UECリカレント教育ツールカタログ
次回未定

Ⅲ類卒研配属ガイダンスでOIプログラムの紹介をしました。(2023年11月27日午後)


JAXA調布航空宇宙センター本所見学会を実施(2023年10月31日)

OIプログラム履修生が、JAXA調布航空宇宙センター本所を訪問し、研究員から研究紹介や風洞実験施設の見学・説明を受けました。

NTT物性科学基礎研究所見学会を実施(2023年9月14日)

OIプログラム履修生が、NTT物性科学基礎研究所(神奈川県厚木市)を訪問し、量子光デバイス研究グループの研究紹介、実験室見学、そして研究員らと懇談を行いました。

博士前期課程中間発表会(OIプログラム)の開催(2023年9月4日16時30分)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの2023年度の博士前期課程中間発表会(オープンラボワーク報告会)を東6号館803会議室にて開催しました。 プログラム詳細は基盤理工学専攻HP令和5年度 Ⅲ類・基盤理工学専攻 論文発表会日程(学内限定)をご覧ください。

2023年度国立天文台オープンラボワークの参加希望者募集(2023年8月28日まで)

国立天文台でのオープンラボワークへの参加を希望する院生を募集します。
ついては、オープンラボワークの紹介と応募方法の説明会をオンラインで開催します。

開催日時は、8月7日(月)15時-16時です。
この説明会に参加するためにはUECクラウドアカウントでのログインが必要です。
トピック: UEC JISEDAI Short-term projects/OI program open lab works
時間: 2023年8月7日 03:00 PM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://uec-tokyo.zoom.us/j/97060399797?pwd=U0FoMzBoOFA5U093djFFRlMyYnFodz09
ミーティングID: 970 6039 9797
パスコード: 3625932531

2023年度:OIプログラム履修生追加募集

2023年度のOIプログラム履修生の追加募集、およびオープンラボワーク科目の履修希望者を募集しています。
OIプログラム履修生の募集は、博士後期課程(博士コース)への進学を考えていて、OIプログラムのオープンラボワーク科目(学外研究インターンシップ)に興味のある基盤理工学専攻1年生が対象です。 また、オープンラボワーク科目の履修希望は、学外研究活動・オープンラボワーク科目に興味のある情報理工学研究科の全ての専攻の院生から受け付けています。  OIプログラムやオープンラボワークの説明を希望する方は、OIプログラム (contact@oi.es.uec.ac.jp) までご連絡ください。
OIプログラム履修志望票(PDF ファイル)
OIプログラム履修志望票(word 文書のzipファイル)
オープンラボワーク科目として研究インターンシップを希望する方は、直接OIプログラム(contact@oi.es.uec.ac.jp)にご連絡ください。

OIPラボワーク報告会を開催(2023年4月13日14時開始)

2022年度に開講したオープンラボワークの報告会を東6号館803会議室で開催しました。
今回の報告会ではJAXA航空宇宙センターでのオープンラボワーク1件が報告されました。

参加学生集合写真

ここにOIプログラムに関するお知らせを随時掲載します。



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基盤理工学オープンイノベーションプログラム(OIプログラム・OIP)の概要と目標

 

基盤理工学オープンイノベーションプログラム(OIプログラム)は、 電気通信大学の博士後期課程進学を志望する基盤理工学専攻学生を対象とした修士・博士一貫カリキュラムをもつ大学院特別プログラムです。OIプログラムには、基盤理工学専攻で学ぶ全ての学生のうち、博士後期課程に進学を希望する学生が志望することができます。基盤理工学専攻の4つの専門プログラム(電子工学プログラム・光工学プログラム・物理工学プログラム・化学生命工学プログラム)のいずれのプログラムで学ぶ学生も志望できます。
OIプログラムは、多様な分野を融合する研究展開力を持つ博士人材教育を実践するカリキュラムとして、学外研究機関で実施する滞在型ラボワーク・オープンラボワーク(実験科目・集中)を選択必修科目と採用しています。
オープンラボワークは、異なる3ヶ所の学外研究グループに滞在してそれぞれに新しい研究テーマを体験しながら研究力を鍛えます。オープンラボワークの取組内容はOIプログラムに関係する学生・教員・研究者の間で共有し、異なる分野の知識・技術を学びます。OIプログラムを通して研究の最先端の現場から実践的に学び、独創的な博士研究者への成長を支援します。

OIプログラムのカリキュラム

 

OIプログラムは修士・博士一貫カリキュラムの修了要件が設定されています。OIプログラムの修了要件には通常プログラムの博士後期課程で取得すべき単位も含まれています。OIプログラムの所要単位にはオープンラボワークという学外研究インターンシップ科目を3科目12単位以上修得することが含まれます。また、演習科目としてオープンイノベーションスクールという演習科を2科目2単位以上の修得も含まれます。オープンイノベーションスクールでは、オープンラボワークで取り組んだ研究テーマについて発表、質疑応答などをとおして研究に対する理解を深めます。

オープンラボワーク

 

OIプログラムでは、 電通大の周辺に点在する国立研究所や大学に出向いて、その研究最前線を体験的に学ぶ学外ラボワーク・オープンラボワークをカリキュラムに採り入れています。電通大キャンパスに通うように、また電通大キャンパスから気軽に移動できる範囲に立地する研究機関を中心にオープンラボワークを開講します。天気の良い日は自転車を使って往来することもできます。

オープンラボワークの開講機関

 

オープンラボワークの履修生一人一人に研究テーマを設定して、2015年のOIプログラム設置以来、これまでに20件以上のオープンラボワークを開講してきました。オープンラボワークを開講する研究機関には、それぞれの専門分野で日本を代表する国立研究所の他、電通大と関わりの深い理系大学東京農工大学と文系大学東京外国語大学があります。オープンラボワークを開講してきた学外の研究機関は、電通大と連携する多摩教育研究拠点ネットワークといえます。ここではオープンラボワークを開講してきた研究機関を紹介します。
・国立天文台(NAOJ)
  地球・太陽系・恒星・銀河・銀河団・大規模構造・膨張宇宙など、宇宙の様々な現象の観測と理論研究

・国立極地研究所(NiPR)
  南極大陸・北極圏の極域での様々な観測を基盤とする総合研究         

・情報通信研究機構(NICT)
  総合ICT・センシング・データ利用・サイバーセキュリティーなどの情報通信分野

・宇宙航空研究開発機構:調布航空技術部門(JAXA)
  宇宙航空分野の基礎研究・開発・利用を一貫する機関

・東京農工大学:工学府(TUAT)
  農学と工学を中心とし、その融合分野も含めた教育研究

・東京外国語大学(TUFS)
  日本を含む世界諸地域の言語・文化・社会に関する教育と研究

私たちの所属機関
・電気通信大学(UEC)
  情報・通信・電子・メカトロニクス・基礎科学・広くコミュニケーション科学、「光」を核とする科学と技術の融合

オープンイノベーションスクール(OIスクール)

 

OIスクールは、オープンラボワークで取り組んだ研究テーマについて学んだ研究背景や研究手法、ラボワークで得た成果について、セミナー形式などで発表します。OIスクールには、OIプログラムに関係する研究者やプログラム履修生が参加し、発表や質疑応答を通じて研究に対する理解を深めます。
2015年度から2018年度までのOIスクールは、電気通信大学・東京農工大学・東京外国語大学の学生が運営する多摩地区三大学合同コロキウムと連携して八王子セミナーハウスで開講してきました。
2020年度のOIスクールは、オンラインイベントとして開講しました。

修士論文と博士課程進学

 

OIプログラムの履修生は、通常のカリキュラム学生とは異なる内容の修士論文を提出することになります。OIプログラムの必修科目であるオープンラボワークの研究テーマのレポートを修士論文として提出し、修士論文発表会を行います。博士前期(修士)課程の2年間の間に2件以上のオープンラボワークを履修しているため、2件以上の研究テーマを修士論文に含める必要があります。
博士後期(博士)課程への進学には、博士前期課程を修了するとともに、大学院入試(博士後期課程)を受験し、合格しなければなりません。博士前期(修士)課程の間にも博士研究を始める準備を進めていくことが重要です。

活動報告

 

オープンラボワーク科目研究テーマリスト

 

○宇宙航空研究開発機構
   「高繰返OH-PLIFレーザー装置の高性能化」
   「マイクロレンズアレイを応用したPIV用照明技術の基礎研究」
   「新しい空間流速場計測法の開発」
   「フェムト秒レーザーを光源とするFLEET計測法を用いた空間流速場計測」
○国立極地研究所
   「極域超高層大気観測のための共鳴散乱ライダー開発」
   「大気波動地上観測ネットワーク構築のための屋外設置型・近赤外大気光イメージャシステムの開発」
   「流星のスペクトル分解観測装置の開発」
   「赤外大気光イメージャによる大気重力波観測システムの開発」
○国立天文台
   「Ly-α強度分布から探る銀河周辺物質」
   「30m望遠鏡TMTの第1期観測装置IRISのプロトタイプ評価実験」
   「重力波検出器における量子雑音低減のための周波数依存光スクイージング技術の開発」
   「テラヘルツ波高感度ヘテロダイン受信機の制作と性能評価」
   「アルマ望遠鏡の将来受信機開発研究」
   「ミリ波サブミリ波多色カメラの広帯域ホーンアレイの開発」
   「原始惑星同士による巨大衝突の流体力学シミュレーション」
   「重力波干渉計の極低温鏡に用いるサファイア基材の吸収と複屈折の特性評価」
   「太陽表面の短時間増光現象の検出手法の開発」
   「太陽表面の短時間増光現象の自動検出手法の検討」
○情報通信研究機構
   「超安定共振器の特性評価」
   「チップスケール原子時計のための温度制御器」
   「テラヘルツ波高感度ヘテロダイン受信機の制作と性能評価」
○東京農工大学
   「光で診る生体分子(CARS法)」
   「強化学習を用いた適応行動に伴う一次視覚野へのトップダウン効果の生成機構」
   「遍歴電子磁性体EuCo2P2における新規磁性相の探索」
   「学術研究支援総合センターの共用機器を用いたX線散乱法」
○産業技術総合研究所
   「高性能材料開発のためのインフォマティクス技術」
   「ペプチド・タンパク質を対象とした人工知能技術の開発」
○東京外国語大学
   「20世紀前半の科学理論の基盤的研究」
○その他の研究機関において4件開講
   「近距離LiDARを用いた病害の早期発見方法の確立」
   「DNA集合体の分析を見越した顕微ラマン分光技術の習得」
   「中性子非弾性散乱を用いた 磁気特性の解析」

   「試験管内共振化させたRNA/蛋白質複合体による翻訳制御」
   「錯体材料の磁気特性の量子化学計算」

 

オープンラボワーク報告(これまでに開講したオープンラボワークをピックアップして紹介する予定です。)

ラボワーク関連の研究発表など(学術発表・論文・報道資料などを掲載予定)

OIプログラムの構成員

 

OIプログラム履修生(2024.04.18)
      博士後期(博士)課程5名
      博士前期(修士)課程2名
     オープンラボワーク受講生1名
     短期プロジェクト(次世代研究員)1名
OIプログラム修了生(博士前期課程)
      11名(2024年3月まで累計)
OIプログラム修了生(博士後期課程)
      3名(2023年3月まで累計)

お問い合わせについて

 

OIプログラムは、基盤理工学専攻の博士前期課程に進学する大学院生が履修できます。4つの専門プログラム(電子工学・光工学・物理工学・化学生命工学)のいずれの研究室の所属であっても履修を志望することができます。

OIプログラム(OIP)の志望やプログラムに関する質問や詳細な説明希望については、プログラム担当までお問い合わせください。学外でのオープンラボワークのみの履修も可能です。オープンラボワークは履修までに準備が必要となるので、事前相談が必須となります。こちらもプログラム担当までお問い合わせください。プログラム連絡アドレスへの電子メールあるいはプログラム担当教員へご連絡ください。あるいは、基盤理工学専攻事務室・基盤理工学専攻教員にお問い合わせいただければ、プログラム担当教員よりご連絡いたします。

OIプログラムの連絡先

 

OIプログラム連絡アドレス:
     contact@oi.es.uec.ac.jp
OIプログラム担当教員:
     古川裕介 (基盤理工学専攻)
     米田仁紀(レーザー新世代研究センター)
     桂川眞幸(量子科学研究センター)