電気通信大学 基盤理工学オープンイノベーションプログラム

基盤理工学専攻 修士・博士5年一貫カリキュラム

2023年5月23日更新

告知・お知らせ


2023年度:OIプログラム履修生追加募集

2023年度のOIプログラム履修生の追加募集、およびオープンラボワーク科目の履修希望者を募集しています。
OIプログラム履修生の募集は、博士後期課程(博士コース)への進学を考えていて、OIプログラムのオープンラボワーク科目(学外研究インターンシップ)に興味のある基盤理工学専攻1年生が対象です。 また、オープンラボワーク科目の履修希望は、学外研究活動・オープンラボワーク科目に興味のある情報理工学研究科の全ての専攻の院生から受け付けています。  OIプログラムやオープンラボワークの説明を希望する方は、OIプログラム (contact@oi.es.uec.ac.jp) までご連絡ください。
OIプログラム履修志望票(PDF ファイル)
OIプログラム履修志望票(word 文書のzipファイル)
オープンラボワーク科目として研究インターンシップを希望する方は、直接OIプログラム(contact@oi.es.uec.ac.jp)にご連絡ください。

OIプログラム・リカレントツール開発支援の業務実施案内(次回:2023年5月23日12時開始-17時30分)

OIプログラムは、UEC次世代プログラムと連携して次世代プログラムのリカレント教育ツール開発にかかわる開発作業を行っています。場所は、東3号館626実習室です。
UECリカレント教育ツールカタログ

OIPラボワーク報告会を開催(2023年4月13日14時開始)

2022年度に開講したオープンラボワークの報告会を東6号館803会議室で開催しました。
今回の報告会ではJAXA航空宇宙センターでのオープンラボワーク1件が報告されました。

参加学生集合写真

オープンラボワークとOIプログラムの履修ガイダンス開催案内(2023年4月7日11時)

2023年度のOIプログラム履修生およびオープンラボワーク科目の履修希望者向けの説明会を開催します。
日時:2023年4月7日(金)11時
場所:東6号館8階803会議室
OIプログラムの概要とオープンラボワーク科目(学外研究インターンシップ)について紹介します。

令和4年度博士前期課程論文発表会(OIプログラム)の開催案内(2023年2月14日13時-14時30分))

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの2022年度の博士前期課程論文発表会をZoomオンラインにて開催しました。


OIPミーティングの開催告知(2022年11月30日18時00分より)

OIプログラム履修生の近況やラボワークの進捗などをきいて互いの情報交換をします。話題自由です。東3号館626室で開催します。

博士前期課程中間発表会(OIプログラム)の開催(2022年7月22日16時30分開始)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの2022年度の博士前期課程中間発表会(2021年度オープンラボワーク報告会)を開催しました。今回の発表会は東6号館803会議室とZoomミーティングのハイブリットでの開催でした。

OIプログラム・オープンラボワーク説明会を開催(2022年4月13日18時00分開始)

OIプログラムとOIプログラムが開講するオープンラボワーク群の履修説明会を開催します。ラボワーク科目はすべての院生が履修を希望することができます。博士後期課程への進学を志望する基盤理工学専攻の博士前期課程学生1年次はOIプログラムのカリキュラムに参加できます。
説明会案内(学内のみ)

2022年度国立天文台オープンラボワークの履修希望者募集中(2022年3月11日まで)

2022年度国立天文台でのオープンラボワークの履修希望者を募集しています。募集の対象者は2022年度の情報理工学研究科の大学院生です。詳細はOIプログラムまでお問い合わせください。

OIPミーティングの開催告知(2022年3月1日13時30分より)

OIプログラム履修生の近況やラボワークの進捗などをきいて互いの情報交換をします。話題自由です。東3号館626室で開催します。

OIプログラム・オープンラボワーク説明会を開催(2022年2月28日13時30分開始)

OIプログラムとOIプログラムが開講するオープンラボワーク群の履修説明会を開催します。ラボワーク科目はすべての院生が履修を希望することができます。博士後期課程への進学を志望する基盤理工学専攻の博士前期課程学生(新1年次&新2年次)はOIプログラムのカリキュラムに参加できます。
説明会資料(学内のみ)

博士前期課程論文発表会(OIプログラム)の開催案内(2022年2月16日13時開始)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの2021年度の博士前期課程論文発表会を開催します。今回の発表会はオンライン開催に変更して開催します。参加希望の方はOIプログラム担当教員までご連絡ください。

学位(博士)申請論文公聴会の開催案内(2022年1月28日10時00分開始)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの第3期生中村頼人さん(基盤理工学専攻中村仁研究室)の博士論文公聴会が2022年1月28日10時00分より東6号館803会議室にて開催されます。

OIPラボワーク報告会を開催(2022年1月20日138時開始)

OIプログラムが2021年度に開講したオープンラボワークのうちの1件の取組内容をOIプログラム履修生が報告しました。今回はリアルタイムのオンラインで開催しました。ラボワークの実施機関の研究者の方も含めて10名が参加しました。

OIPミーティングの開催告知(2021年12月27日14時40分より)

OIプログラム履修生の近況やラボワークの進捗などをきいて互いの情報交換をします。話題自由です。東3号館626室で開催します。

OIプログラム履修生に博士学位が授与されました。(2021年12月17日)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの第2期生谷遼さん(基盤理工学専攻樫森研究室)が博士学位を取得しました。おめでとうございます。

学位(博士)申請論文公聴会の開催案内(2021年11月11日13時30分開始)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの第2期生谷遼さん(基盤理工学専攻樫森研究室)の博士論文公聴会が2021年11月11日13時30分より東5号館341教室にて開催されます。

OIP履修ガイダンスを開催(2021年10月25日13時30分開始)

OIプログラムが開講するオープンラボワーク群の履修ガイダンスを開催します。会場は、電通大東6号館803会議室です。ラボワーク科目はすべての院生が履修を希望することができます。博士後期課程への進学を志望する基盤理工学専攻の博士前期課程学生(1年生)のなかからOIプログラムの履修生を募集しています。

OIプログラム履修生に博士学位が授与されました。(2021年9月30日)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの第1期生望月和人さん(東京都立産業技術研究センター・研究員)が博士学位を取得しました。おめでとうございます。

学位(博士)申請論文公聴会の開催案内(2021年8月11日13時開始)

基盤理工学オープンイノベーションプログラムの第1期生望月和人さん(東京都立産業技術研究センター・研究員)の博士論文公聴会が2021年8月11日13時に東5号館341教室にて開催されます。

OIPラボワーク報告会を開催(2021年5月13日18時開始)

OIプログラムが2020年度に開講したオープンラボワークの取組内容をOIプログラム履修生が報告しました。今回はリアルタイムのオンラインで開催しました。博士後期課程に在籍中のOIプログラム生の博士研究の報告もありました。

OIP履修ガイダンスを開催(2021年4月22日18時開始)

OIプログラムが開講するオープンラボワーク群の履修ガイダンスを開催しました。ラボワーク科目はすべての院生が履修を希望することができます。博士後期課程への進学を志望する基盤理工学専攻の博士前期課程学生(新1年次&新2年次)はOIプログラムへの参加ができます。

ここにOIプログラムに関するお知らせを随時掲載します。



>もっと見る

基盤理工学オープンイノベーションプログラム(OIプログラム・OIP)の概要と目標

 

基盤理工学オープンイノベーションプログラム(OIプログラム)は、 電気通信大学の博士後期課程進学を志望する基盤理工学専攻学生を対象とした修士・博士一貫カリキュラムをもつ大学院特別プログラムです。OIプログラムには、基盤理工学専攻で学ぶ全ての学生のうち、博士後期課程に進学を希望する学生が志望することができます。基盤理工学専攻の4つの専門プログラム(電子工学プログラム・光工学プログラム・物理工学プログラム・化学生命工学プログラム)のいずれのプログラムで学ぶ学生も志望できます。
OIプログラムは、多様な分野を融合する研究展開力を持つ博士人材教育を実践するカリキュラムとして、学外研究機関で実施する滞在型ラボワーク・オープンラボワーク(実験科目・集中)を選択必修科目と採用しています。
オープンラボワークは、異なる3ヶ所の学外研究グループに滞在してそれぞれに新しい研究テーマを体験しながら研究力を鍛えます。オープンラボワークの取組内容はOIプログラムに関係する学生・教員・研究者の間で共有し、異なる分野の知識・技術を学びます。OIプログラムを通して研究の最先端の現場から実践的に学び、独創的な博士研究者への成長を支援します。

OIプログラムのカリキュラム

 

OIプログラムは修士・博士一貫カリキュラムの修了要件が設定されています。OIプログラムの修了要件には通常プログラムの博士後期課程で取得すべき単位も含まれています。OIプログラムの所要単位にはオープンラボワークという学外研究インターンシップ科目を3科目12単位以上修得することが含まれます。また、演習科目としてオープンイノベーションスクールという演習科を2科目2単位以上の修得も含まれます。オープンイノベーションスクールでは、オープンラボワークで取り組んだ研究テーマについて発表、質疑応答などをとおして研究に対する理解を深めます。

オープンラボワーク

 

OIプログラムでは、 電通大の周辺に点在する国立研究所や大学に出向いて、その研究最前線を体験的に学ぶ学外ラボワーク・オープンラボワークをカリキュラムに採り入れています。電通大キャンパスに通うように、また電通大キャンパスから気軽に移動できる範囲に立地する研究機関を中心にオープンラボワークを開講します。天気の良い日は自転車を使って往来することもできます。

オープンラボワークの開講機関

 

オープンラボワークの履修生一人一人に研究テーマを設定して、2015年のOIプログラム設置以来、これまでに20件以上のオープンラボワークを開講してきました。オープンラボワークを開講する研究機関には、それぞれの専門分野で日本を代表する国立研究所の他、電通大と関わりの深い理系大学東京農工大学と文系大学東京外国語大学があります。オープンラボワークを開講してきた学外の研究機関は、電通大と連携する多摩教育研究拠点ネットワークといえます。ここではオープンラボワークを開講してきた研究機関を紹介します。
・国立天文台(NAOJ)
  地球・太陽系・恒星・銀河・銀河団・大規模構造・膨張宇宙など、宇宙の様々な現象の観測と理論研究

・国立極地研究所(NiPR)
  南極大陸・北極圏の極域での様々な観測を基盤とする総合研究

・情報通信研究機構(NICT)
  総合ICT・センシング・データ利用・サイバーセキュリティーなどの情報通信分野

・宇宙航空研究開発機構:調布航空技術部門(JAXA)
  宇宙航空分野の基礎研究・開発・利用を一貫する機関

・東京農工大学:工学府(TUAT)
  農学と工学を中心とし、その融合分野も含めた教育研究

・東京外国語大学(TUFS)
  日本を含む世界諸地域の言語・文化・社会に関する教育と研究

私たちの所属機関
・電気通信大学(UEC)
  情報・通信・電子・メカトロニクス・基礎科学・広くコミュニケーション科学、「光」を核とする科学と技術の融合

オープンイノベーションスクール(OIスクール)

 

OIスクールは、オープンラボワークで取り組んだ研究テーマについて学んだ研究背景や研究手法、ラボワークで得た成果について、セミナー形式などで発表します。OIスクールには、OIプログラムに関係する研究者やプログラム履修生が参加し、発表や質疑応答を通じて研究に対する理解を深めます。
2015年度から2018年度までのOIスクールは、電気通信大学・東京農工大学・東京外国語大学の学生が運営する多摩地区三大学合同コロキウムと連携して八王子セミナーハウスで開講してきました。
2020年度のOIスクールは、オンラインイベントとして開講しました。

修士論文と博士課程進学

 

OIプログラムの履修生は、通常のカリキュラム学生とは異なる内容の修士論文を提出することになります。OIプログラムの必修科目であるオープンラボワークの研究テーマのレポートを修士論文として提出し、修士論文発表会を行います。博士前期(修士)課程の2年間の間に2件以上のオープンラボワークを履修しているため、2件以上の研究テーマを修士論文に含める必要があります。
博士後期(博士)課程への進学には、博士前期課程を修了するとともに、大学院入試(博士後期課程)を受験し、合格しなければなりません。博士前期(修士)課程の間にも博士研究を始める準備を進めていくことが重要です。

活動報告

 

オープンラボワーク科目研究テーマリスト

 

○宇宙航空研究開発機構
   「高繰返OH-PLIFレーザー装置の高性能化」
   「マイクロレンズアレイを応用したPIV用照明技術の基礎研究」
○国立極地研究所
   「極域超高層大気観測のための共鳴散乱ライダー開発」
   「大気波動地上観測ネットワーク構築のための屋外設置型・近赤外大気光イメージャシステムの開発」
   「流星のスペクトル分解観測装置の開発」
   「赤外大気光イメージャによる大気重力波観測システムの開発」
○国立天文台
   「Ly-α強度分布から探る銀河周辺物質」
   「30m望遠鏡TMTの第1期観測装置IRISのプロトタイプ評価実験」
   「重力波検出器における量子雑音低減のための周波数依存光スクイージング技術の開発」
   「テラヘルツ波高感度ヘテロダイン受信機の制作と性能評価」
   「アルマ望遠鏡の将来受信機開発研究」
   「ミリ波サブミリ波多色カメラの広帯域ホーンアレイの開発」
   「原始惑星同士による巨大衝突の流体力学シミュレーション」
   「重力波干渉計の極低温鏡に用いるサファイア基材の吸収と複屈折の特性評価」
○情報通信研究機構
   「超安定共振器の特性評価」
   「チップスケール原子時計のための温度制御器」
   「テラヘルツ波高感度ヘテロダイン受信機の制作と性能評価」
○東京農工大学
   「光で診る生体分子(CARS法)」
   「強化学習を用いた適応行動に伴う一次視覚野へのトップダウン効果の生成機構」
   「遍歴電子磁性体EuCo2P2における新規磁性相の探索」
○東京外国語大学
   「20世紀前半の科学理論の基盤的研究」
○その他の研究機関において4件開講
   「近距離LiDARを用いた病害の早期発見方法の確立」
   「高性能材料開発のためのインフォマティクス技術」

 

オープンラボワーク報告(これまでに開講したオープンラボワークをピックアップして紹介する予定です。)

ラボワーク関連の研究発表など(学術発表・論文・報道資料などを掲載予定)

OIプログラムの構成員

 

OIプログラム履修生(2022年度)
      博士後期(博士)課程4名
      博士前期(修士)課程3名
     オープンラボワーク受講生1名
     オープンラボワーク(次世代研究員)4名
OIプログラム修了生
      3名(2022年3月)

お問い合わせについて

 

OIプログラムは、基盤理工学専攻の博士前期課程に進学する大学院生が履修できます。4つの専門プログラム(電子工学・光工学・物理工学・化学生命工学)のいずれの研究室の所属であっても履修を志望することができます。

OIプログラム(OIP)の志望やプログラムに関する質問や詳細な説明希望については、プログラム担当までお問い合わせください。学外でのオープンラボワークのみの履修も可能です。オープンラボワークは履修までに準備が必要となるので、事前相談が必須となります。こちらもプログラム担当までお問い合わせください。プログラム連絡アドレスへの電子メールあるいはプログラム担当教員へご連絡ください。あるいは、基盤理工学専攻事務室・基盤理工学専攻教員にお問い合わせいただければ、プログラム担当教員よりご連絡いたします。

OIプログラムの連絡先

 

OIプログラム連絡アドレス:
     contact@oi.es.uec.ac.jp
OIプログラム担当教員:
     古川裕介 (基盤理工学専攻)
     米田仁紀(レーザー新世代研究センター)
     桂川眞幸(量子科学研究センター)