シラバス「オープンイノベーションスクールIII」

科目基礎情報
授業科目名 オープンイノベーションスクールIII 英文授業科目名 Open Innovation School III
開講年度 2015年度〜 開講年次 全学年
開講学期 前学期・後学期(半期毎に開講) 開講コース・課程 博士後期課程
授業の方法 演習(集中講義・合宿) 単位数 1
科目区分 大学院実践教育科目 開講学科・専攻 全専攻
担当教員名 米田 仁紀、桂川 眞幸、古川 裕介
居室 東6-621 公開E-Mail:contact© oi.es.uec.uec.ac.jp
(© は@に変えてご使用ください。)
授業関連Webページ http://www.oi.es.uec.ac.jp/
講義情報
主題および 達成目標 (a) 主題:
本科目は、修士・博士5年一貫プログラムで構成される「先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)」において実施される科目である。OIコースは先端的異分野融合をその特徴とする課題解決型の実践教育科目であり、専門的かつ複合的な課題の解決を通して、受講者にオープンイノベーティブな力を修得させることを主眼としている。OIコースにおいてこの科目は、主としてコース3年次(博士後期課程1年)を対象とするもので、受講生は博士学位論文取得に向けた研究テーマにおける発表を行う。発表はディスカッションに重点をおいて実施される。本科目では、オープンイノベーションスクールI,IIで培った「広範な分野にわたる第一線の専門家との討議に耐えうる専門能力」と、「専門能力を異分野の専門家との連携研究にフレキシブルに活用する応用力」を基盤として現実社会に求められる能力を意識した研究者の養成を目指す。
  (b) 達成目標:
博士学位論文取得に向けた研究テーマを実践し、取組の内容をポスターや口頭発表のスライドにまとめる能力を獲得すること。
前もって履修しておくべき科目
  • 「オープンイノベーションスクールI」「オープンイノベーションスクールII」
  • 「ナノ光科学ラボワーク」「超精密計測学ラボワーク」「飛翔体工学ラボワーク」のうち3科目以上
前もって履修しておくことが望ましい科目 なし
教科書等 なし
授業内容とその進め方 (a) 授業内容
本授業は受講生の所属する研究室での研究テーマにおける取組内容を、半期毎の学期末に、合宿形式の集中講義で発表を行う授業である。本科目の受講学生は4か月間の研究テーマに関する取り組み内容をポスターあるいは口頭発表の形式でまとめ、発表を行う。発表の場においては、ディスカッションの時間を長時間とり、広範な分野にわたる第一線の専門家達と討議を行う。また、産業界から招いた講師による特別教室に参加し、これまで培った能力の現実社会での活かし方を学ぶ。
  (b) 授業の進め方
研究室における半期ごとの研究成果を学期末の集中講義で発表する。また、外部、特に産業界から特別講師を招聘して実施される”現実社会において要求される力”に焦点を当てた特別教室を受講する。
授業時間外の学習(予習・復習等) 博士学位論文取得に向けた研究を実践し、集中講義開催時期までに取組内容をまとめておくこと。
成績評価方法および評価基準(最低達成基準を含む) 以下の基準、方法によりA、B、C、Dの4段階評価を行う。
(a) 評価方法:研究内容について次のように総合評価する。
  • 研究テーマ取組発表内容 50%
  • ディスカッション  50%
  (b) 評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。
  • 目的を意識して博士学位論文取得に向けた研究テーマに着手していること。
  • 研究テーマに関する知識を十分に理解していること。
  • 取組内容を十分にまとめていること。
  • ディスカッションにおいて適切な受け答えをしていること。
オフィスアワー:授業相談 連携コーディネーター部のある総合研究棟6階626において随時相談を受け付ける。それ以外の教員への相談も適宜応じるが、メールや電話で事前にアポイントを取ることが望ましい。
学生へのメッセージ 博士論文獲得に向けた研究テーマにおける取組の発表は、これまでのコースで培った能力を問われる場となります。活発な議論を期待します。また、特別教室では博士獲得後の社会への能力の活かし方を意識した受講を心掛けて下さい。
その他 本科目の開講に当たり、大勢の申し込みがあった場合「先進理工学オープンイノベーションコース(OIコース)」の学生を優先します。
キーワード スクール,発表,議論,合宿,集中講義,特別教室

詳しくは、教務情報のシラバスを参考にしてください。